「そのほめ方がやる気を奪う!」を読みました。この程度のことが本になること自体が驚きです。今のビジネスマン(ウーマン)のレベル低下が如実にわかります。マニュアル世代や管理者になりたての人には役立つ内容かもしれません。一応、備忘しておきます。
- 作者: 小林作都子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ほめたとき、ほめ手は相手の態度をよく見ています。「ありがとう」「うれしい」と答えても、全身から喜びが出ていなければ、口先だけと印象が悪くなります。(p.76)
ほめるときは、相手の行動や事柄についての評論家になるのではなく、相手と共に喜びを味わいます。これがほめるのベースに置くべき共感です。(p.86)
「…どうも面と向かっては言えない」シャイな照れ屋さんは、…周囲の人に、真剣に…ほめます。すると聞いた人たちが、そのほめ言葉を…伝えます。…ほめられ手にとって第三者経由で聞いたほめ言葉は、とてもうれしいものです。(p.93)
I メッセージは「私」が主語です。(私は)助かった。…YOUメッセージは、「あなた」が主語です。(あなたは)優秀だ…「おすすめほめ言葉」のうち、人気トップ5はIメッセージです。(P.109)
年長者には「頼りにしている」と伝える(P.125)
感謝の気持ちを込めたほめ言葉 ありがとう 助かった ○○さんがいてくれて良かった 頼りにしている 任せて良かった 次もお願い おかげさま (P.145)
ほめるときの顔は笑顔です。…言葉が伝えるメッセージは35%しかありません。(P.194)