「第四間氷期」を読みました。安部公房の約50年前の小説です。傑作です。50年経っても全く違和感がありません。この小説に書かれている未来予想機を使って小説を書いたのではないかと思えるほどです。すべての地表が海に覆われる事態に人類のとった対策とは? ディストピア小説として秀逸な作品とういばかりでなく、理不尽に対する人の心の動きの描写に深く納得がいきました。私なりにロボットの未来を考えてみたくなりました。
- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1970/11/27
- メディア: 文庫
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