「哲学マップ」を読みました。古代ギリシャの哲学から現代哲学まで倫理社会の授業のような本です。しかし、結末近くで著者の考えが述べられており、その辺で「はっ!」とさせられ得心しました。「真理とは」「正義とは」「わたしとは」「なぜ人を殺してはいけないのか」「人はなぜいきるのか」青臭い議論ですが、今一度考えてみたくなりました。備忘します。★★
- 作者: 貫成人
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2004/07/06
- メディア: 新書
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「とくに生活様式が激変し対立が生じたとき、問題の全貌をパッケージとして可視化、言語化して、調整する試みはどうしても必要であり、それをおこなうのが哲学である。(p.218)」