「北前船」を観ました。モノクロ写真に随筆風の小文を添えています。精神科医にして写真家の尾上太一さんの作品です。「江戸時代中期から明治時代にかけて、日本海には北海道と大阪・瀬戸内海を結ぶ黄金の道があった。この海に道の主役が北前船だ。…最大の交易品はニシンだった。…綿・藍などの肥料として…増産に貢献した。」往事を偲ばせる日本海沿岸、北海道港湾の写真集です。北前船の前は近江商人の荷役所に限られた交易でしたが、北前船は船頭が船荷を自由に販売する権限を持ち大いに発展しました。函館は「函館湾」「金森倉庫」の二葉。他に、江差の旧中村家、横山家など私の知っている風景もいくつかありました。つわものどもが夢のあと…★
- 作者: 尾上太一
- 出版社/メーカー: 響文社
- 発売日: 2010/04
- メディア: 大型本
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