「判断力を強くする」を読みました。普段行っていることを文章にするとこうなるのか、と思いました。マニュアル世代はこういう本が好きなのでしょう。判断ミスを起こす原因を14に分割し、それぞれのチェックリストを挙げています。例えば、原因は「狭い範囲で考えている」チェックリストでは「全く別の選択肢はないか」…という風になっています。また「判断チャート」という技法を紹介しています。「分岐点でどちらを選ぶかというとききには、…自分に選択権がない分岐点では最悪のケースを想定し、自分に選択権がある分岐点では最善のケースを選べという大原則です」(p.89) 経験から言っても紙に書いて考えることは重要だと思います。

「判断力」を強くする - 正しく判断するための14の指針 (ブルーバックス)
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 新書
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