「ウェブはグループで進化する」を読みました。google+、facebookの開発者が書いた本です。正直に言って「衝撃」を受けました。これからのマーケティングは「親しい仲間」というキーワードを意識しなければ成功できないことを理解しました。これまでインフルエンサー論やバイラルループ論を読んでも今ひとつピンときませんでしたが、本書の論は現実感を持っています。少なくとも私のSNSの経験から反証できる事実はありませんでした。良書です、一読を強くお薦めします。備忘します。
- 作者: ポール・アダムス,小林啓倫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本
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人々は事実をシェアするのではなく、感情をシェアしている…(p.43)
…友人の友人の友人までが私たちに影響をあたえる…(p.82)
…弱い絆はしばしば、強い絆以上に重要な情報源になりうる。(p.121)
…ある情報が拡散…する最も重要な条件は…影響を受けやすい人が十分に存在し…つながっているかどうかである。(p.143)
…妨害型マーケティングに大きく依存し続けている企業は、今後苦しむことになるだろう。(p.221)
…今後5年間で、…聞いたこともないようなベンチャーが現れ、人中心型のビジネスを展開し、巨大企業へと成長するかもしれない…もしあなたの企業が新しい流れを受け入れず、人中心型への移行を拒否すれば…あなたの企業を時代遅れなものにするだろう(p.262)