手塚治虫とっておきの話

「手塚治虫とっておきの話」を読みました。「火の鳥」は私の考えのベースです。生あるものは必ず滅びる、形あるものは必ず壊れることを手塚治虫氏に教えてもらいました。 前半は、子供の頃、医学生の頃、駆け出しの漫画家の頃の話からは […]

チェーホフ

「桜の園、三人姉妹」(週間朝日百科 世界の文学63)を読みました。私はロシア文学が好きでないことを再認識しました。ヘンに真面目で物語に入り込めません。記述の中でチェーホフが、ドストエフスキーやトルストイから遅れてでた小説 […]

ペストの記憶

 デフォー「ペストの記憶」をNHKオンデマンドの「百分で名著」で、視聴しました。昨年、コロナ禍がはじまったときに、カミュの「ペスト」を読みました。そして今回、デフォー「ペストの記憶」で、ロンドンでのペスト蔓延の顛末を知り […]

パンセ

 パスカル「パンセ」をNHKオンデマンドの「百分で名著」で観ました。「パンセ」は、断章なので順を追って読む必要はなく、たまたま開いたページを読むので十分だそうです。テレビ番組ですので、たくさんのフィルターを通っています。 […]

幸福論

 アラン「幸福論」をNHKの「百分で名著」で観ました。テレビ番組ですので、たくさんのフィルターを通っています。原典からやや離れてしまうことを覚悟で視聴しました。「はじめに行動があった」(アンドレ・モロア)は私の愛読書です […]

徳川制度 上

「徳川制度 上」の「人足寄場」「穢多・非人・乞丐」の章( p.294〜p.409)を読みました。江戸時代というと封建的で時代遅れで明治政府に打ち倒される稚拙な政権だと思っていました。この本を読み進めるうちに瞠目しました。 […]

トーマス・マン、ヘッセ

「魔の山、車輪の下」(週間朝日百科 世界の文学62)を読みました。「ベニスに死す」と「魔の山」の作者が同じ事に驚きました。両作品のあらすじを知りました。原作を読む勇気はありませんが、映画「ベニスに死す」は観たいと思います […]

人生短期大学

「人生短期大学」を読みました。ドイツ文学者、高橋義孝氏の1960年の随筆です。人生の知恵が詰まっています。曰く「人間の器量、人物の大小、これはすなわち人間の運命の別名でしょう」「小説家と歴史家というものは、表面こそ二つの […]

50の神習慣

「50の神習慣」を読みました。副題は「あらゆるストレスが消えていく」です。東大病院の元教授、矢作尚樹氏の著作です。以前、彼の「人は死なない」を読みました。スピリチュアルな香りのする本でした。この本も多少の匂いはしますが、 […]

フロベール、ゾラ、モーパッサン、イプセン

「居酒屋、女の一生」(週間朝日百科 世界の文学61)を読みました。フロベール「ボヴァリー夫人」、ゾラ「居酒屋」、モーパッサン「女の一生」、イプセン「人形の家」のあらすじと評価を読みました。当時のブルジョア階級女性の生態を […]