「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読みました。副題には「年功序列が奪う日本の未来」とありました。もう6年ほど前の出版ですが、決して古い内容ではありません。早期退職の表面的な説明ではなく、年金を含む、大元の問題を論じており、私のような、退職間近なサラリーマンにも大変参考になる内容です。自民党も民主党も、労働組合も、既得権益を死守するために若者を犠牲にしていることがよく分かりました。今後、日本の製造業は没落するのではないかと恐ろしくなりました。著者は元富士通の元人事マンで、富士通の成果主義の破綻を本にした人です。その本はベストセラーになりNHKでドキュメンタリーにもなりました。良く覚えています。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
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