「家で死ぬということ」を読みました。最近は「終活」という言葉が流行っているそうです。死ぬ時の準備活動のことだそうです。病院で死ぬ、ホスピスで死ぬ、家で死ぬ、いろいろな場合に備えておくべきなのか… 「ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思わざりしを」ということで、突然、準備なしというのも捨てがたいなあ。備忘します。
- 作者: 山崎章郎
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2012/11
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
もし何らの趣味もお持ちでなければ、仕事以外の人生の友であるような何らかの趣味をお持ちになりことをお勧めしたい。できればあなたひとりだけでもできるような趣味を。(p.47)
…モルヒネの適切な使用法とは、副作用対策を立てながら、がんの痛みをコントロールできる量のモルヒネを、痛みが出現する前に、定時に、経口で服用することであるといえる。(p.70)
千人を超える末期がん患者さんの道程n同行した経験から言えば、僕には、死ぬまでの数週間の時期が一番辛い時期のように思える。(p.131)