「売れない時代の新・集客戦略」を読みました。良書です。精読して研究する本だと思います。多分、私の業界では十分に研究されてはいません。寡聞にして、まだ本格実施されてもいないと思います。
人口が減っているので集客の難しい時代になったととを前提にしています。そのなかでサービス業態が生き残るには、コスト削減を行う必要があります。しかし集客の変動(季節や時間)を平準化しないと、かえってコストアップになる可能性があるので、集客方法を工夫しなければいけないと述べています。実にご指摘の通りだと直感しました。備忘します。
「売れない時代」の新・集客戦略―コスト削減に向けた顧客モチベーション・マーケティング
- 作者: 内藤耕
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2011/12/16
- メディア: 単行本
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…本書ではこのコスト削減に向けた新たな戦略を集客という視点から提案する。…最大のムダは客数の変動からくる現場作業の稼働変動である。…これからの時代に求められるコスト削減に貢献する集客戦略とは客数を平準化するために…いかに集客していくかということである。(p.6)
…この利用の谷を埋めるには違う種類の顧客を集客する必要があるが、そのためにはサービスの内容に工夫を加え、異なる種類のモチベーションをもつ顧客を集めるだけでなく…(p.75)