マンガ古典文学「古事記」里中満智子版を読みました。壱と弐の二巻です。壱は上巻で神代の話、弐は中巻と下巻で、大国主命から天孫降臨、天皇記です。よく読むと微妙に順番が違っています。たとえばスサノオが食物の神を殺したのはもう少し前の出来事であったと記憶しています。女性の立場から書いていて面白く感じました。醜女に特に感情を込めるのは里中さんの個人的感情でしょうか。その辺は実に面白い。でも率直な感想を述べると、「ぼうるぺん古事記」にはかなわないなあ!と言っておきます。
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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