「プロフェッショナルサービスマン」を読みました。短いサービス業態の人物記です。よく書けています。日本中で必死に考えて、行動している人がいることを心から嬉しく思います。多分、自分のためじゃなく、お客さまや従業員、家族のためにもがいている姿です。余裕で楽しく仕事をして成功しているというより、ギリギリで生き残ってる人々の記録です。ベンツ販売、オーケースーパー、煙突撤去屋さんに感心しました。備忘します。
プロフェッショナルサービスマン ― 世界に通じる「汗と涙のホスピタリティ」
- 作者: 野地秩嘉
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そして営業に出かける前に新人には2つの飛び込み営業の真髄を唱えさせて、釘を刺す。 効率とは怠け者の言い訳 帰ろうと思う前にもう一軒 …2つの言葉をぶつぶつとつぶやきながら… 30ページ
男は絶対にしゃがむな。お前たち、しゃがんでいる男の顔をよく見てみろ。幸せそうにしている奴はいない。だから、しゃがむな。しゃがむといいことはない。 59ページ
「仕事をください」なんて1度も言ったことないし、「儲かる話はないか」と他人にすり寄ったこともない。…思えば、この2つの言葉を挨拶がわりにする人で、、成功している人を見たことがない。成功したい人は「仕事をください」と「儲かる話はないか」の2つは絶対に口に出してはいけない。 83ページ
私はお客様を増やすには3つの方策が必要ではないかと思っています。 1つ目は、いま旅をしていない人を旅人にして、しかも旅館に泊まってもらう。 2つ目は、いちど、やってきた人を2度、 3度と来てもらうようにする。最後は1泊できた人に3泊してもらうようにする。 215ページ