月刊誌「島へ」を読みました。2012 vol..68です。このようなニッチな雑誌が10年以上も続いていることに驚きました。紹介していただいた岩男英樹さんに感謝します。私自身、あまり島に言ったことがないことに気がつきました。与論島、種子島、石垣島、西表島くらいです。西表島はとても静かで、昼間に音が全く聞こえない状態を初めて経験しました。先月退職した女性社員が岡山県のとある島に隠遁した理由が納得できず、この雑誌を読んでみました。壊れたこころは島で修復できるのか、島は人を癒してくれるのか、考えてみました。
世界旅行評論家岩男英樹氏の論では「インド生活者はまだまだ、アフリカ生活者のこころの闇は深い」とのことでした。「島生活者」はその足元にも及ばす、甘いロマンを求めてなのか、はやり風邪のようなものでしかない、島で暮らしても何の解決にもならない、気分転換の意味しかないと結論します。理由は、そう思わないと自分が哀しいから…
今月号の特集は五島列島です。五島列島がキリシタンの島だということを初めて知りました(恥)。江戸時代の潜伏キリシタンの一部はその後も復教せず「カクレキリシタン」として十数家族残っているそうです。
- 出版社/メーカー: 海風舎
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: 雑誌
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