知識人99人の死に方
「知識人99人の死に方」を再読しました。今回は自分ごととして読めました。淡々と死を迎えるのが美しいと感じました。準備もできるので脳溢血、心筋梗塞でなく癌で死ぬのがよいかもしれません。 荒俣宏さんの知識人の選び方、解説がよ […]
右大臣実朝
「右大臣実朝」を青空文庫で読みました。太宰治氏の作品です。今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず見ています。脚本、三谷幸喜さんの実朝像はこの「右大臣実朝」に影響されていると思います。これまで実朝は、詩歌に優れ遊 […]
死ねない老人
「死ねない老人」を読みました。現代老人の現状を知りました。「死ねない老人」とは、①将来の希望や生きがいを失ってしまった人、 ②不本意に生かされてしまっている人のことで、増加傾向にあるそうです。遊びだけでは希望や生きがいは […]
南方熊楠
「南方熊楠」を読みました。新潮文学アルバムの一冊で写真満載の本です。学芸大学の古本屋で見つけました。南方熊楠は、希有の記憶力と底知れない構想力を持つ天才です。明治の時代に徒手空拳で米国、英国に渡り、粘菌を研究して世界で認 […]
60歳からの人生を楽しむ孤独力
「60歳からの人生を楽しむ孤独力」を読みました。これから高齢者になる人の心構えを述べています。もう激しい時代は終わったのだから、「いい加減に」「ずぼらに」行こう!と勧めています。50歳後半の方に最適な本だと思います。相手 […]
柳田國男を歩く
「柳田國男を歩く」を読みました。柳田國男は、「遠野物語」で有名な民俗学者です。明治31年の九州出張視察が、民族学研究の萌芽であったと論じています。明治政府の高級官僚として草鞋で歩きながら現地を調査しています。その視察の道 […]
リセットの習慣
「リセットの習慣」を読みました。自律神経の研究をしている順天堂大学の医師の著作です。普段の生活のコツを語っています。ゴールを目指すより、新しいスタートを目指すことを勧めています。過去の写真など思い出の品は邪魔になるとの見 […]
枕草子のたくらみ
「枕草子のたくらみ」を読みました。学芸大学の古本屋で数年前に購入しました。ふと本棚から手に取ってページをめくると、あまりに面白い内容で一気に読み終えました。50年以上、枕草子を誤解していました。機知に富んだ名文だが、風流 […]
日本史の謎は地形で解ける
「日本史の謎は地形で解ける」を読みました。地形や地勢から歴史を解釈すると今までの常識を覆す歴史が見えてきます。なかなか面白い内容です。例えば、奈良から京都、京都から江戸への遷都を、地勢から読み解いています。交通の要衝が変 […]
バカと無知
「バカと無知」を読みました。以前、衝撃を受けた「言ってはいけない」橘玲氏の著作です。「人間とは何か」を現代の脳研究から解説しています。私の周りにはバカが少ないので、私の認識が間違っているのに気づきました。「日本人のおよそ […]