📌『シンインターネット』「軍事技術の転用ではなかった」インターネットの真実に驚く
インターネットの誕生には“軍事技術からの転用”というイメージが強くありませんか? 私もそう信じていたひとりでした。 でも、読んだ本『シンインターネット』(副題:DX時代に考える)には、まったく違う視点が描かれていました。 […]
「本を読む馬鹿が私は好きよ」を読んで
「本を読む馬鹿が私は好きよ」。なんとも強烈で、惹きつけられるタイトルです。これは糸井重里さんのコピーだと知り、なるほどと膝を打ちました。1990年前後、私がまだ若者だった頃に活躍した広告コピーを集めた傑作選。その中から、 […]
「大社建築事始」を読んで
― 出雲大社発掘の驚きと神社建築の記録 ― 『大社建築事始め』を読みました。2000年に行われた出雲大社の発掘調査を中心に書かれた本ですが、実際には冒頭の二章を除くと直接の発掘記録とは関係が薄い部分もありました。今回は自 […]
「フカディオ・ハーンの耳」を読んで
古本屋で偶然見つけた一冊。西成彦先生(東大卒・熊本大学)の著書『フカディオ・ハーンの耳』を読みました。ちょうど調べていた矢先、来年10月から朝の連続テレビ小説「ばけばけ」が、ハーンの妻・せつさんをモデルにした物語だと知り […]
『熊野から読み解く記紀神話』を読んで──旅の記憶と神話の重なり
2016年、高千穂を訪れたとき、夜神楽を実際に見る機会がありました。伊弉諾と伊弉冉が抱き合う場面では、会場全体が笑いに包まれ、本書『熊野から読み解く記紀神話』に描かれている通りの光景を自分の目で体験できたことを今も鮮明に […]
「100年の旅人 ネバーエンディングジャーニー」を読んで考えたこと
人生100年時代と呼ばれるいま、その意味を改めて考えさせられる一冊がありました。 📖 書名:『100年の旅人 ネバーエンディングジャーニー』 この本に書かれていることは、正直なところ、私にとっては驚くような内容ではありま […]
森銑三『古人往来』を読んで
森銑三『古人往来』を読んで 森銑三という名前、正直に言うと私は知りませんでした。しかし手に取ったこの『古人往来』は、読んでみると非常に面白いアンソロジーでした。昭和6年・7年頃に書かれた文章や、戦後昭和20年代の随筆から […]
「其礼成心中(それなりしんじゅう)」を読んで
先日、三谷幸喜さんの短編「其礼成心中(それなりしんじゅう)」を読みました。タイトルを目にして、「近松門左衛門?文楽?」と思いつつも、三谷さんの名前に惹かれて手に取った一冊です。 文楽「曽根崎心中」のパロディー 物語のベー […]
『宮本常一忘れられた日本人を読む』を手がかりに
10年前に出会った「忘れられた日本人」そして今回、新たに細野義彦氏による『宮本常一忘れられた日本人を読む』を手にしました。この本は、宮本常一の記録を丁寧に読み解き、歴史・民族学の背景と共に再解釈する解説書です。 例えば「 […]
◆大いなる岩の顔──ホーソーンが描いた“理想と自己実現”の物語◆
1. 作品概要ナサニエル・ホーソーンが1850年に発表した短編「The Great Stone Face(大いなる岩の顔)」は、アメリカ北東部(モデルはニューハンプシャー)の渓谷にそびえる“人面岩”と、そこに伝わる預言を […]