名著に立ち返る──D・カーネギー『道は開ける』再読記

久しぶりに、D・カーネギーの不朽の名著『道は開ける』を読み返しました。学生時代に出会って以来、私の人生に深く影響を与えてきた一冊です。とくに「最悪の事態を想定する」ことで不安から解放されるという考え方は、私の20代からの […]

noteの書き方収益化攻略ガイド完全版

先日、「noteの書き方収益化攻略ガイド完全版」をKindleで読みました。タイトル通り、noteで収益化を目指すための実践的なノウハウが詰まった一冊でしたが、それ以上に、「書くとは何か?」をあらためて問い直すきっかけに […]

「百歳は次のスタートライン」を読んで思い出した日野原先生の言葉

日野原重明先生の著書『100歳は次のスタートライン』を読みました。この本は、先生が99歳前後に語られていた内容が凝縮されたような一冊で、私自身、先生の講演を実際に拝聴した記憶がよみがえりました。あれは、先生が99歳のとき […]

「捨てる」ことで見えてくるもの――出口治明『捨てる思考法』を読んで

先日、ふらりと立ち寄った古本屋の100円コーナーで、ふと目に止まった一冊がありました。裏表紙に見覚えのある名前。――出口治明さん。以前、お目にかかったことのある方です。とても神経質で、正直少し気疲れするお話し相手だった印 […]

『好きなことだけで生きる』を読んで:軽やかに、でも自分に正直に生きるヒント

先日、『好きなことだけで生きる』という本を読みました。著者は日本在住のフランス人女性ジャーナリスト。NHKで5年間フランス語を教えていた経験があり、フランス政府から勲章も受けているという経歴の持ち主です。 本書は非常に軽 […]

「タモリ学」を読んで──“これでいいのだ”を支える自由の哲学

テレビからしばらく姿を消していた「ブラタモリ」が再開された。画面越しにタモリを見て、ふと「まるくなったな」と感じた。でも、あの“毒”が抜けたように見えるのは、社会が“ホワイト化”したせいなのか、それとも本人が変わったのか […]

『ライフスパン - 老いなき世界』を読んで

老いは「治療できる病気」になるのか?──「老いは病気であり、治療可能である」 このセンセーショナルな主張を掲げた『ライフスパン - 老いなき世界』(デビッド・A・シンクレア著)は、ベストセラーとして話題になった本です。科 […]

論語の本から、心に残ったこと──ビジネスに効く古典の言葉たち

 先日、古本屋で小さな文庫本を見つけました。タイトルは『ビジネスに役立つ論語』。手のひらに収まるサイズで、落ち着いた装丁にも惹かれて思わず購入しました。[asin:4434220845:detail][f:id:tao- […]

『脳を味方につける生き方』を読んで──“演じる”ことで脳は変わり始める

“演じる”ことで脳は本当に変化する特に印象に残ったのは、「成功者になりたいなら、まず成功者を“演じる”ことから始めなさい」という考え方です。脳は“演技”と“現実”をはっきり区別できないという性質があり、行動を変えることで […]

『ヤマトタケルの謎』を読んで ― 想像力が描く英雄神話の深層

小説家が綴る古代史の世界。『ヤマトタケルの謎』は、史実と想像力が交差するなかで、日本神話のなかでも特異な存在であるヤマトタケルを掘り下げた一冊でした。正直に言うと、学術書では得られない、物語の温度を感じる本でした。 想像 […]