「ビゴーが見た日本人」を読んで新着!!
明治という時代をフランス人の目を通して見直す本 「ビゴーが見た日本人」を読みました。もともと私が多くの本を読む理由は、突き詰めれば「自分はどこから来たのか」「自分とは何か」を知りたいという思いからです。その中で避けて通れ […]
老いの楽しみ新着!!
NHK朝ドラ「おていちゃん」は、沢村貞子さんのエッセー『私の浅草』をもとにした半生記です。その沢村さんが85歳で書いた『老いの楽しみ』を読みました。 読み終えてまず感じたのは——この人は本当にすごい。治安維持法違反で一年 […]
プラトン『ソクラテスの弁明』を読みました新着!!
全部読むつもりはなかったのですが、どうしても確認したい部分がありました。一つは「無知の知」。もう一つは「死の定義」、つまりソクラテスの死に対する考え方です。その部分だけを読むつもりが、やはり面白くて結局もう一度最初から再 […]
空海と真言宗-知れば知るほど
「空海と真言宗-知れば知るほど」を読みました空海をまったく知らない人にも、とても良い入門書だと感じました。彼は幼い頃から神童と呼ばれ、二十歳のころには儒教など当時の学問をすでに修めていたそうです。そして三十一歳で遣唐使と […]
「物語 上野動物園の歴史」を読んで
「物語 上野動物園の歴史」(副題「園長が語る動物たちの140年」)を読みました。2010年に当時の小宮園長が書かれたもので、日本初の動物園である上野動物園の歴史が丁寧にまとめられています。 読み終えて、あらためて「上野動 […]
📌『シンインターネット』「軍事技術の転用ではなかった」インターネットの真実に驚く
インターネットの誕生には“軍事技術からの転用”というイメージが強くありませんか? 私もそう信じていたひとりでした。 でも、読んだ本『シンインターネット』(副題:DX時代に考える)には、まったく違う視点が描かれていました。 […]
「本を読む馬鹿が私は好きよ」を読んで
「本を読む馬鹿が私は好きよ」。なんとも強烈で、惹きつけられるタイトルです。これは糸井重里さんのコピーだと知り、なるほどと膝を打ちました。1990年前後、私がまだ若者だった頃に活躍した広告コピーを集めた傑作選。その中から、 […]
「大社建築事始」を読んで
― 出雲大社発掘の驚きと神社建築の記録 ― 『大社建築事始め』を読みました。2000年に行われた出雲大社の発掘調査を中心に書かれた本ですが、実際には冒頭の二章を除くと直接の発掘記録とは関係が薄い部分もありました。今回は自 […]
「フカディオ・ハーンの耳」を読んで
古本屋で偶然見つけた一冊。西成彦先生(東大卒・熊本大学)の著書『フカディオ・ハーンの耳』を読みました。ちょうど調べていた矢先、来年10月から朝の連続テレビ小説「ばけばけ」が、ハーンの妻・せつさんをモデルにした物語だと知り […]