「ストーリーとしての競争戦略論」を読みました。名著です。「巡るサービス」という本で絶賛していたので、読んでみました。本日、500ページを一気に読んでしまいました。精読に近い約8時間でした。読みながら、今の自分の仕事のやり方、将来の行く末などを考え続けました。強烈な刺激に、久々に頭脳のフル回転でした。途中、「これまで何をしてきたんだ!」と自責の念に囚われて、近しい部下に弱音を吐いたところ、「いつも、あなたが言っていることが書いてあるだけです(笑)」と言われ、焦るやら、嬉しいやら、二重に衝撃を受けました。それにしても、ショックのあまり言葉を失っています。
「…自分で面白がっていなければ、人が聞いて面白いと思うわけがありません。ましてや、そんなストーリーで組織を動かそうとする、これはもはや『犯罪』といってもいいでしょう。…『話がとにかく面白い』ということが優れたリーダーに共通の特徴であるように思います。(p.496)
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ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
- 作者: 楠木建
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
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