自助論
「自助論」を読みました。スマイルズの名著で、明治4年に「西国立志編」と題して出版され、ベストセラーになった本の新訳です。豊富な事例に圧倒されました。事例を読んでいるだけで影響されます。最盛期の英国の人々に「天は自ら助くる […]
農業のマーケティング教科書
「農業のマーケティング教科書」を読みました。静岡県立大学の岩崎先生の著作です。私「ブランドづくりの教科書」いらいのファンです。本書も爽やかなマーケティング論です。豊富な調査と事例で腹に落ちます。経営改善ではなく経営革新を […]
日本農業再生論
「日本農業再生論」を読みました。副題は「自然栽培革命で日本は世界一になる」です。「奇跡のリンゴ」木村氏と「ローマ法王に米を食べさせた男」高野氏の共著です。お二人とも還暦を過ぎてなお旺盛な行動と発信力をお持ちです。日本の農 […]
菜根譚
「菜根譚」を読みました。新渡戸稲造氏がたくさん引用していたので読んでみました。人生訓満載で、一言で言えば「中庸」をすすめています。中国、明の時代17世紀の初め頃、今から400年ほど前に書かれた本です。著者は洪応明、若い頃 […]
侵略に気づいていない日本人
「犠牲者120万人、祖国を中国に奪われたチベット人が語る侵略に気づいていない日本人」を読みました。 1965年、チベットを追われインドから日本に逃れてきたチベット人(今は日本に帰化)の著書です。私より一歳年上の同年代です […]
ハドリアヌス帝の回想
「ハドリアヌス帝の回想」を読みました。第二次大戦後に書かれたフランスの本で、名著の誉れの高い書物です。歴史に忠実でありながら想像や創作が混じった作品です。ハドリアヌス帝が後継者に自分の事跡を語りながら、自らの政治哲学や文 […]
5000年前の男
「5000年前の男」を読みました。1991年にアルプスの標高3000メートルの氷河の中から5000年前のミイラが発見されました。そのときに立ち会った考古学者の手記です。はじめは殺人事件捜査として現場検証。次に中世の遭難者 […]
逆境を越えてゆく者へ
「逆境を越えてゆく者へ」を読みました。「われ太平洋の橋とならん」新渡戸稲造のアンソロジーです。樋口一葉の5千円札の前は新渡戸稲造の肖像でした。米国で出版された「武士道」は日本のよき紹介になり、米国との橋渡しの役割を果たし […]
流れる星は生きている
「流れる星は生きている」を読みました。 重い本です。先の大戦で中国満州に置き去りにされた藤原ていさんが、3人の幼子を連れて日本に帰り着くまでの実話です。「母は強し」なんていっているような生やさしい逃避行ではないです。ご主 […]
学校が元気になる
「学校が元気になる」を読みました。NHK 「課外授業ようこそ先輩」のチーフ・プロデューサー坂上達夫氏の著作です。坂上氏は私の高校の同級生です。私の結婚式の司会もやってくれました。高校時代、田園調布の彼の家で何度もごちそう […]