目標管理のやり方が面白いほどわかる本
「目標管理のやり方が面白いほどわかる本」を読みました。仕事上の読書です。忘れていたところも多く、勉強になりました。「目標による管理」は「プロセス管理」であることを肝に銘じました。人間を信頼することが大事であるも再認識しま […]
あなたの隣のモンスター
「あなたの隣のモンスター」を読みました。まともな顔をして会社に入る込んでくる恐るべき社員の実態と対処法が書かれています。著者の石川弘子氏に脱帽です。前半の五つの実例に、おもわず前職の社長時代を思い出しました。すでに多くは […]
叛乱
日本映画「叛乱」を観ました。226事件の話です。決起から叛乱軍とされ、死刑に処される将校たちの心理描写に感心しました。流し観の予定が、じっくりと鑑賞しました。佐分利信、渾身の名作です。脚本も映像も素晴らしい、昭和29年、 […]
福沢先生を憶う
「福沢先生を憶う」を読みました。幕府の軍艦奉行、木村芥舟摂津守の福沢諭吉追悼文です。古文調ですが、実に読みやすい名文です。諭吉と木村は、咸臨丸で一緒に渡米しました。諭吉は、米国を見聞したくて、木村に知遇を得、許されて渡米 […]
李陵
「李陵」を読みました。中島敦の作品です。漢の武帝時代の武将の物語です。今から二千年以上前、中国は北方民族、匈奴の侵略に悩まされていました。李陵は、これを討伐する軍の司令官に任命されましたが、善戦するも捕虜として捕らえられ […]
妻を帽子と間違えた男
「妻を帽子と間違えた男」を読みました。精神科医のノンフィクションです。映画「レナードの朝」の原作者です。全編、精神に不調を来した人々の24編です。読み進めるうちに普段どおり生活していることが、ありがたく思えてきました。視 […]
名人伝
「名人伝」を読みました。中島敦の傑作です。ほぼ40年ぶりに読み直しました。長い修行ののち弓の達人となるも、さらに仙人のような師について名人に至る。「射之射」から「無射之射」をマスターしたが、ついに弓の名前も使い方も忘れて […]
一握の砂
啄木「一握の砂」を読みました。切なくなりました。一番好きな歌。 「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂けて死なむと思う」 函館で碑となっている歌。 「東海の小島の磯の白砂に われ泣なきぬれて 蟹かにとたはむる」 […]
お伽草子
太宰治「お伽草子」を青空文庫で読みました。「瘤とり」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」を太宰治が防空壕の中で娘に語って聞かせるという想定です。子供のお話ではなく大人の解釈をしています。おどろおどろしく、面白い解釈の連続 […]
痩我慢の説に対する評論について
「痩我慢説に対する評論について」を青空文庫で読みました。当時の記者、石河幹明記。「外国の干渉が激しく植民地にされそうだから維新が必要だった」は嘘だそうです。「勝海舟が江戸城を無血開城したのは、日本が植民地にされそうなので […]