「ぼおるぺん古事記(三)」を読みました。「天地創世」「出雲繁栄」に続く「天孫降臨」で、神代の結末を迎えました。猿田彦命の先導で天下り、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と契り、海幸彦、山幸彦の争い、そして神武天皇の誕生に続く一大叙事詩の完結編です。後世、こうの史代さんの代表作になる予感。天照大神の作画も素晴らしのですが、 木花咲耶姫の姉、石長姫(イワナガヒメ)も劣らず、素晴らしい出来です。古事記がこんなに切ない物語になりました。感動しています。こうのさん、ありがとうございます。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2013/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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