集落の教え100

「集落の教え100」を読みました。読んだというより写真を眺めました。空間デザインに関する教えのフレーズ集です。見開き1ページで「教え」とその「解説」と「写真」で構成されており、理解しがたいフレーズは100項、続きます。例 […]

老いたるスサノオ

芥川龍之介「老いたる素戔鳴尊」を読みました。全文を声を出して読みました。聞き手は妻で、読みながら日本語の心地よさに浸りました。妻は一言「面白かった…」と。あらすじは「古事記」に沿っていますが、娘(須勢理昆売 スセリビメ) […]

日本辺境論

「日本辺境論」を読みました。数年前の話題作です。随分前に購入したのですが、今日、読んでみました。面白い論です。日本人だからこの本の意味が分かります(笑)。日本は、中華ではなく、辺境だが、辺境にもよいところがある、開き直っ […]

人質の朗読会

「人質の朗読会」久々に現代小説を読みました。 地球の裏側で身代金目当てのゲリラにより8人の日本人が人質になり、手持ち無沙汰の折、人質同士で各々自らの過去を朗読する話です。現地の兵士の話も加え9話のオムニバス形式です。話は […]

ぼうるぺん古事記

「ぼうるぺん古事記(一)」を読みました。漫画版の古事記です。第1巻は、天地創世から八岐大蛇までです。何と!「愛しき我がなにの妹の命」という風に台詞は全て原文です。口語訳を読んでいないと辛いかもしれませんが、絵とことばが心 […]

やめることからはじめなさい

「やめることからはじめなさい」を読みました。帯に「Twitterをやめよう」とありました。目新しく感じないのは、この著者と私がよく似ているからだと思います。無茶な本ではありません。真面目な人には良書だと思います.備忘しま […]

異形の日本人

「異形の日本人」を読みました。差別をキーワードにした6話のオムニバスです。第1話は、昭和27年、「一年中裸で木登り、鹿児島にターザン姉妹」という新聞記事の事後検証です。「悼む人」を思い出しました。第2話はマンガ「血だるま […]

日本人はなぜ世界でいちばん人気があるのか

「日本人はなぜ世界でいちばん人気があるのか」を読みました。題に惹かれての購入です。大震災前の出版です。前半は、日本人として楽しい本です。マンガが世界に普及していることや、ミシュランで日本のレストランが非常に高く評価されて […]

古事記 不思議な1300年史

「古事記 不思議な1300年史」を読みました。大震災後の本です。「古事記」がその時代、その時代でどのように解釈されてきたかを解き明かした本です。「日本書紀」と同時に成立したとは考えられないが、その前の成立でも後の成立でも […]

怖いもの見たさ

溝口敦著「暴力団」を読みました。ストレートな題名です。内容もストレートです。まえがきに「怖いもの見たさの読者は大歓迎です」とありました。定義から始まって、収入の道(シノギ)の解説があり、組織の内情、警察との関係、代替勢力 […]