「走れメロス」(太宰治著)をNHKの短編集で観ました。素晴らしい映像、演出でした。この物語の内容をすっかり忘れていました。最後に間に合ってメデタシメデタシしか記憶にありませんでした。今の歳になると、この物語を単純にとらえることはできません。王様がそんなに簡単に納得するわけもなく、別の結末をいくつか想像できました。「深い」といまさらながら感心しました。同時に「犯人」を観ました。なかなか面白い内容でしたが、こちらは別の解釈の余地が少ないと思います。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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